先日のレシピ、鶏ムネ肉のローストで使用した低温調理器。
もちろん鶏モモ肉もおいしくできます。
コンフィはフランス語で何かに浸して調理するという意味で、肉の場合は油脂に浸して保存性を上げる調理法です。
肉の場合は油脂に浸されているので、酸素に触れずに通常より長く持ちます。
また低温で長時間じっくり油の中で煮るので、モモ肉とかの筋の多い部位でも柔らかく仕上がります。
普通のお鍋や炊飯器で私もやったことがありますが、常に温度とにらめっこになるし、管理が結構大変です。
低温調理器だとちゃんとお湯の温度を一定に保ってくれて、失敗なくできちゃいます。
低温調理器の一番得意な調理法だと思います。
チキンのコンフィ
二人分
- 骨付き鶏モモ肉 2枚
- 塩 大さじ1/2
- 砂糖 大さじ1
- 胡椒 適量
- オリーブオイル 大さじ1
- お好みでローズマリー、タイム(なくても大丈夫です)
- 小麦粉 大さじ1~2
- 砂糖、塩、胡椒を先に混ぜておく。
- 鶏モモ肉の水分をふき取り、全体に①をまぶし、砂糖と塩が溶けるまで手でよく擦り込む。
- ジップロックに鶏肉、オリーブオイルを入れ、袋ごと水を張った大きい鍋などに浸して、水圧でしっかり空気を抜いて袋を閉じる。袋の中に水が入らないように注意!
- 低温調理器を73.9℃で最低4時間~8時間にセットして適温になったらジップロックをお湯に入れて調理スタート。
- 調理終了したらペーパータオルで水分をふき取って全体に小麦粉をまぶす。
- フライパンにオイル(分量外)をひいて皮面から強火で焼いて焦げ目をつける。裏返したらフライパンを斜めにしてたまった油をスプーンで回しかけて皮をパリッと仕上げる。片面1~2分ずつくらい。
- お皿に盛って完成。
下味をしっかりつけているので、特にソースとかはいらないけど、昨日のペストソースがあったので、チキンの下に入れてみました。
相性抜群です。
ソースのレシピはこちらから。
皮をパリッと仕上げるには、強火で揚げ焼きのような状態にすることです。
小麦粉をまぶしているのでパリッとなりやすいです。
いわゆるポワレという、フライパンのを傾けて、たまったオイルをスプーンで皮にかけながら焼く方法もありますね。
結構油はねるのでやけどに注意です。
フレンチレストランとかだとメニューに鴨のダックコンフィがよくありますが、チキンもとってもおいしいです。
オリーブオイルを袋の中にチキンと一緒に入れますが、おいしいスープがたくさん出るので、最近はオイルは入れずに空気だけしっかり抜いて作っています。慣れてきたらおすすめです。
スープはほかのレシピに活用しても◎。
またまとめて作って冷蔵庫で保存しておいて、食べる30分から1時間前に同じ温度のお湯に入れて温めてから仕上げの焼きを入れるとおいしく召し上がれます♪
主人も大好きなお気に入りレシピです。
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