先日のアメリカ独立記念日はおうちで過ごしてました。
てなわけでおうちでバーベキューです。
バーベキューは世界各国でいろんなスタイルがありますが、今回はアメリカ南部式バーベキューでPulled Porkを作りました。

アメリカのスーパーでよく見かけるでっかい豚肩ロースの骨付きブロック。
日本人からすると、こんなもんどないすんねんと思います。
スーパーで見かける豚の部位は主に
- Loin(ロース)
- Tenderloin(ヒレ肉)
- Spare rib(スペアリブ)
- Baby Back rib(背中の方の小さ目のスペアリブでアメリカで一番人気)
- Picnic,Butt (肩ロース肉)
- Ham(モモ肉)
で、基本全部塊肉です。ロースはポークチョップ用のスライスもありますが全然分厚いです。Buttってお尻って意味なのに肩ロースなのも謎。
薄切りとか切り落としとか細切れとかないんですよね。
薄切り肉が欲しい時はアジア系スーパーで見つけることはできます。
豚バラも意外に売ってません。基本ベーコンになってます。
日本のスーパーが時々恋しい。
てなわけで今回使うのはこのBorn-in Pork shoulder。骨入り肩ロース。
皮つきだとよりいいですね。
重さにして1~2Kgくらいです。
Pulled Porkはこの塊肉を低温の炭火で長時間じっくりローストする料理です。
今回は低温調理器とオーブンを使ってホロホロに崩れる肉を作っていきます。
基本スパイスをまぶして放置なので作業時間は少ないけど、迫力満点なのでおもてなしにぴったりです。
Pulled Pork プルド・ポーク

- 豚肩ロース塊 1.5Kg
スパイス - ブラウンシュガー 大さじ3
- 塩 大さじ1
- スモークパプリカ 大さじ1
- オニオンパウダー 大さじ1
- ガーリックパウダー 小さじ1
- クローブパウダー 小さじ1
- マスタードシード 小さじ1
- ローズマリー 小さじ1
- タイム 小さじ1
- ベイリーフ(手でもみ砕く) 2枚
- リキッドスモーク 大さじ1くらい
- バーベキューソース お好みで適量
- ますはスパイス類をすべてボウルに混ぜていきます。
そこにお肉を入れてよくまぶし、擦り込んでいきます。 - ジップロックに入れ、低温調理器で73.9℃で24時間調理します。
- 230℃(450℉)のオーブンで皮面を上にして30分焼きます。
- 出来上がったらフォーク2本を使ってほぐして出来上がり!
Pulledで引っ張ってほぐすという意味でプルド・ポークと言います。

今回サイドにカラードグリーンとコーンブレッドも作りました。
カラードグリーンは私の大好物。
それについてはまた次回。

お肉はホロホロでフォークで簡単に崩れます。
1日目はそれぞれ小皿に取ってパーティースタイルで。
次の日のお昼はサンドイッチにしました。
これもポピュラーな食べ方です。
3日目はプルドポークをカルニタスに見立ててタコライスに。
サラダ、トマト、キュウリ、プルド・ポーク 炊けたご飯の上に全部乗せてチーズを忘れずに いただきます♪
スキレットでご飯を2合ほど炊いて、その上に全部のせるだけ。
友達が来てたので3人でペロッと食べました。
ソースにライム胡椒をたっぷりかけるとよりメキシカン風でおいしいです。
一回作るといろんなアレンジができてとても便利なプルド・ポーク。
夏場、オーブンで長時間焼くと、部屋がめっちゃ暑くなるので、熱くならない低温調理器は本当に素晴らしいです。
アメリカンスタイルの豪快なバーベキュー、ぜひおうち時間で楽しんでみてはどうでしょうか♪
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